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お知らせ

ディベートの授業が行われました

2017.11.22

裁判の判決を題材に、ディベートの授業が行われました

11月21日(水) 場所 : ラーニングセンター

総合普通科3年で「倫理」を選択している生徒を対象に、ディベートの授業が行われました。

題材は、「青酸化合物を飲まされた高齢の男性が相次いで死亡した事件の被告が、死刑判決を言い渡された裁判」です。

論題は次の二つ。

・論題1:被告は有罪か、無罪か

・論題2:有罪だとした場合、死刑は相当か、不当か

… 場所はラーニングセンター(図書館と学習室を合わせた施設)です。

論者は検察側にあたる肯定派(写真左奥)と、弁護側にあたる否定派(写真右奥)に分かれます。

その他の生徒は手前に座り、まるで裁判員のようにメモをとりながら肯定派と否定派の弁論を聞きます。

まずは論題1について、肯定派の弁論。自分たちの主張に根拠を交え、2分の持ち時間で話します。

続いて否定派の弁論。同様に自分たちの主張とその根拠を、同じ2分の持ち時間で話します。

ここで作戦タイム。相手の論旨をまとめ、相手への質問を絞るための時間です。

そして持ち時間の範囲内で、質問とその趣旨を述べていきます。

互いに相手の話をメモし、答えや次の質問、または次の主張へとつなげていきます。

「青酸化合物を飲ませたというが、司法解剖をしていない死体もある。病死の可能性もあるではないか」

「体内からは、明らかに青酸が検出されている」

「取り調べの際に強引な取り調べがあったようだ」

「いや調書には、『取り調べには素直に応じている』という記録がある」

など、質問、主張、作戦タイムが、決められた持ち時間の中、くりかえされます。

次は論題2「死刑は相当か、不当か」について、やはり肯定派と否定派に分かれて弁論です。

「世界では死刑制度が廃止される方向に動いている。」

「この事件では4人が殺されている。遺族の事を考えると当然死刑ではないか。」

「いや、生きて罪を償うべきだ。」

正面で聞いている生徒達(裁判員にあたる)も、論者の意見や質問をメモしています。

時折自分たちも意見交換をしながら、まとめていきます。

肯定派、否定派の弁論は終わり、論者には ホっとした表情が…

その後、両派の弁論を聞いていた裁判員役の生徒へ質問です。

「肯定派否定派の弁論を聞き終えて、現在皆さんはどちらに賛成ですか?」

手を挙げてもらいます。

何人かに個人の意見を聞きます。理由を添えて、…

そして見学に来ていた先生方にも意見をお願いしました。

生徒達は共感を持った表情で、嬉しそうに聞いています。

こうして授業は終わりました。

これからまた次のディベートへの準備が始まります。準備を重ねることで、充実した時間が過ごせることを生徒達は確実に実感したようです。

次のディベートが楽しみです。